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正しく知ろうシニアの「熱中症」

正しく知ろうシニアの「熱中症」
  • 正しく知ろうシニアの「熱中症」
佐野正行先生
外科医として16年キャリアを積み、治療から健康相談まで、「健康に、その人らしく、幸せに過ごす」サポートを総合的に行う(株)メディカル アンド ナレッジ カンパニーを創業。ナチュラルクリニック代々木 医師。マーキュリーアカデミー 校長。漢方養生学研究会 会長。予防医学・代替医療振興協会 学術理事。

ホームページ:http://dr-masa.com/prof/
メルマガ:https://maroon-ex.jp/fx280801/bHAHe0
いよいよ、夏本番。熱中症の危険性が叫ばれて久しい昨今ですが、実はシニア世代は特に注意が必要です。もしかすると、熱中症について誤った思い込みをしているかも。シニアならではの熱中症との向き合い方を、医師・佐野正行先生に教えていただきます。

商品特徴

正しく知ろうシニアの「熱中症」

正しく知ろうシニアの「熱中症」
佐野正行先生
外科医として16年キャリアを積み、治療から健康相談まで、「健康に、その人らしく、幸せに過ごす」サポートを総合的に行う(株)メディカル アンド ナレッジ カンパニーを創業。ナチュラルクリニック代々木 医師。マーキュリーアカデミー 校長。漢方養生学研究会 会長。予防医学・代替医療振興協会 学術理事。

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2021年7月1日

正しく知ろうシニアの「熱中症」

いよいよ、夏本番。熱中症の危険性が叫ばれて久しい昨今ですが、実はシニア世代は特に注意が必要です。もしかすると、熱中症について誤った思い込みをしているかも。シニアならではの熱中症との向き合い方を、医師・佐野正行先生に教えていただきます。

  • あまく見ないで!シニアの熱中症の危険性

    •  熱中症とは、その名の通り「熱に中った」状態を指します。炎天下の屋外で起こるものというイメージがありますが、近年は室内での発生が多く、2020年の総務省のデータでも、熱中症で救急搬送されたケースの4割強、最も多かったのが住居内でした。このコロナ禍で、自宅で過ごすことが増えていますから、今年の夏も室内での過ごし方には注意が必要です。

       特にシニアは熱中症になりやすく、先のデータでも熱中症で救急搬送された人の6割近くが65歳以上でした。では、なぜシニアは熱中症になりやすいのでしょう? 理由はいくつかありますが、一つに「加齢による反応の鈍化」が挙げられます。体温を調整している自律神経の反応が加齢に伴って鈍くなるため、暑い時に汗をかいて、からだを冷やすといった調整がしにくくなるのです。また、体内の水分量が若い頃より少なくなっていることも、シニアが熱中症にかかりやすい理由です。

       しかし最大の問題は、エアコンを使わないシニアが多いという点にあります。温暖化が進む現代の夏は、気密性の高い住居事情もあいまって、エアコン抜きの生活は危険を伴います。暑さから身を守るためには、「もったいない」「大丈夫」「我慢」といった考え方から卒業すること。必要に応じてエアコンを使い、しっかりと暑さ対策をすることが重要です。


    そもそも熱中症とは?正しく知ることが第一歩

    •  熱中症に関する誤った認識は、他にもあります。例えば、発生時期。確かに最も多いのは8月の酷暑の時期ですが、暑くなり始めた6、7月でも熱中症は起こります。発症の時間帯も、午後から夕方にかけてが最も多いですが、午前中や夜間も注意が必要です。

       そもそも、なぜ熱中症は起こるのでしょうか。そのメカニズムについて少し解説しましょう。

      私たちのからだは、自律神経によって暑い時は汗をかいて体内にこもった熱を逃がし、寒い時は筋肉を震えさせて熱を作り体温を上げています。こうして常に36~37℃の体温を保っているわけですが、気温や湿度が高い環境にさらされると、自律神経の調整に乱れが生じ、体内から熱が逃げなくなってしまいます。この状態が続くと、からだは熱いままで、水分や塩分だけがどんどん失われていき、筋肉や腎臓、肝臓といった臓器や器官がダメージを受けるのです。

       最初に現れるのがめまいや筋肉痛といった症状で、この段階で応急処置をすれば大事に至らずに済みます。しかし放置すると、だるさや吐き気などが現れ、やがて呼びかけに応じない、まっすぐに歩けないといった危険な症状が出てきます。こうなると一刻を争う状態で、早期の治療が必要になります。


    SOSのサインを見逃さない。誰かに頼ろう

    •  熱中症の症状で最も怖いのは、意識を失うことです。「ボーッとする」「フッと意識が遠のく」といった感覚を少しでも覚えたら、躊躇なく家族や親しい友人などに連絡を取るか、救急車を呼びましょう。家族や友人、救急車を待つ間は、常温の水分をたくさん摂る(できれば経口補水液*やスポーツドリンクを)、涼しい場所へ移動する、太い血管がある両側の首筋、わき、足の付け根などに保冷剤や氷枕、水で濡らしたタオルを当てて冷やす、などの応急手当を取ります。

       熱中症は軽い病気ではなく、時に多臓器不全という、深刻で命にも関わる危険な病気です。特にシニアは先に挙げたように熱中症になりやすい上、重症化しやすいといえます。だからこそ、正しく知って備えることが大切です。

      *経口補水液:体内で失われた水分や塩分などを速やかに吸収できるように成分を調整した飲料。薬局やドラッグストアで簡単に手に入ります。

      熱中症に関する情報は下記のホームページも参考になさってください。
      環境省 熱中症予防情報サイト:https://www.wbgt.env.go.jp/
      厚生労働省 「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント
      https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000642298.pdf


    熱中症対策に役立つ夏の健康管理

    •  最後に熱中症対策についてお伝えします。大事なのは、「日々の体調管理」「水分補給」「環境調整」の3つです。特に夏バテがあると熱中症が起こりやすいので、健康維持を心がけましょう。

       夏の食事では、旬の野菜や果物を選ぶようにし、汗と共に出ていきがちな塩分を補うために、梅干しやみそ汁を朝食に食べるとよいでしょう。食が細くなり、栄養バランスが心配な方は、ビタミンやミネラルをサプリメントで補ってください。また、暑い時期は焼き肉やうなぎなど、精がつく料理を食べたほうがよいと考えがちですが、夕食はこうした重たい料理は避けましょう。消化をする際に熱が発生するために夜間に寝苦しくなり、睡眠の質を低下させてしまいます。

       水分は喉が渇いてなくても1時間に1回は意識して摂ります。麦茶がおすすめで、平常時には糖分を含むスポーツドリンクは控えます。

       睡眠の質を悪くしないために、夜間もエアコンは使いましょう。睡眠時はやや体温が下がるのでエアコンの設定温度は少し高めにし、からだに直接風があたらないよう工夫します。ちなみに、室温とエアコンの設定温度は同じではありません。室内に温度計を置き、その値を参考に上げ下げして調整してください。

       運動も大切ですが、行う時間帯に注意します。気温が上がる昼の時間帯は避け、早朝や夕方に行います。こまめな水分補給を忘れずに。マスクは熱中症のリスクとなるので、周りに人がいなければ取ったほうがよいでしょう。


    • まとめ

      夏を元気に乗り切るために

      1. 温度計で室温を確認しながら、エアコンを上手に使う
      2. 体調不良になった時の連絡先を決めておく
      3. 熱中症対策用に、保冷剤、氷枕、経口補水液、スポーツドリンクを常備しておく
      4. 食が細く、栄養バランスが偏りがちな方は、サプリメントを利用する

      年齢を重ねると、高温や喉の渇きを感じにくくなるようです。自分の感覚だけでなく、温度計を見てエアコンを調整したり、時間を決めて水を飲んだり、数字にも助けてもらいませんか? 生活環境を快適にしておけば、食事もおいしくいただけるので夏バテになりにくく、熱中症対策にも繋がります。 よい日々編集 竹村

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佐野正行先生
外科医として16年キャリアを積み、治療から健康相談まで、「健康に、その人らしく、幸せに過ごす」サポートを総合的に行う(株)メディカル アンド ナレッジ カンパニーを創業。ナチュラルクリニック代々木 医師。マーキュリーアカデミー 校長。漢方養生学研究会 会長。予防医学・代替医療振興協会 学術理事。

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