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飲み込む力

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  • 飲み込む力
安藤 ゆりえさん
管理栄養士・みりんスイーツ研究家。大学卒業後、管理栄養士として老人保健施設で高齢者の栄養管理に従事。現在は「血糖値を考えた食べ方」に着目し、シニア向け料理教室の講師や三河みりんの普及に力を入れる。
人生の最期まで食を楽しむためにも欠かせない、「飲み込む力」。
実は全身の健康や免疫力にも大きく関わっています。加齢によって衰える飲み込む力の対策方法などを、管理栄養士・安藤ゆりえさんに教えていただきます。

商品特徴

飲み込む力

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安藤 ゆりえさん
管理栄養士・みりんスイーツ研究家。大学卒業後、管理栄養士として老人保健施設で高齢者の栄養管理に従事。現在は「血糖値を考えた食べ方」に着目し、シニア向け料理教室の講師や三河みりんの普及に力を入れる。
人生の最期まで食を楽しむためにも欠かせない、「飲み込む力」。
実は全身の健康や免疫力にも大きく関わっています。加齢によって衰える飲み込む力の対策方法などを、管理栄養士・安藤ゆりえさんに教えていただきます。

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2024年2月1日

飲み込む力

人生の最期まで食を楽しむためにも欠かせない、「飲み込む力」。
実は全身の健康や免疫力にも大きく関わっています。加齢によって衰える飲み込む力の対策方法などを、管理栄養士・安藤ゆりえさんに教えていただきます。

  • 飲み込む力は加齢と共に低下する

    • 「飲み込む」という動作について意識したことはありますか? あまりに日常過ぎて、深く考えたことがない方も多いでしょう。専門用語では「嚥下」と呼び、口の中に入った食べ物が、のどから食道に送り込まれることをいいます。

       嚥下は、大きく5段階に分けられます。まず、視覚や嗅覚で食べ物を認識する「先行期」、続いて口に入れた食べ物を噛んで(「咀嚼」という)唾液と絡ませ、飲み込みやすい形状にする「準備期」、舌でのどに送り込む「口腔期」、のどから食道へ送り込む「咽頭期」、最後に食道から胃へ送り込む「食道期」です。

       嚥下には「水分や食べ物の栄養をからだに取り込む」という、生命を維持するためにとても重要な役割がありますが、残念ながらやはり、加齢と共に低下していきます。原因は、必要な筋力の衰えや、口周りの感覚の鈍化などです。

       そもそも「飲み込む」という動作には、口の周りのさまざまな部位が関わっています。例えば唇は、飲食物を捉えて口の中に送り込む働きを、歯は、食べ物を噛み砕いて唾液と混ぜ合わせる役割を担っています。顎を動かすためには頬の筋肉が必要ですし、上顎がなければ口を動かして噛む動作を行うことができません。口の中の食べ物を動かしたりまとめたりのどに送り込んだりするのは舌の役割で、最後にのどがそれを受け止め食道に届けます。これらがしっかり連携して初めて、嚥下がスムーズに行われるのです。逆をいえば、どれかが衰えてしまえば上手くいかず、その結果起こるのが、通常ルートとは異なる器官に飲食物が入ってしまう「誤嚥」です。

       実は、シニアに多く見られる「食事中にむせる」「食後に痰が絡む」などの症状は、からだが誤嚥を防ごうと自ずと起こしている防御反応。これらが多発する場合は、飲み込む力が低下している可能性があるので注意が必要です。


    むせるうちはまだ安全!?飲み込む力を見直すチャンス

    •  むせる頻度が高まると心配になるかもしれませんが、この「むせ」は、食べ物や飲み物が本来入ってはいけない気管や、その先の肺に入ってしまうことで起こる反射的な動作です。勢いよく空気を吐き出すことで食べ物を外に排出させようとする反応ですから、自然で、かつとても大切なものといえます。

       むしろ危険なのは、飲み込む力や口周りの感覚の衰えによって、食べ物が誤って気管や肺に入っても気付かない状態に陥ってしまうほう。飲み込んだつもりなのに声帯や咽頭付近に食べ物が残っていたり、気管に入り込んだまま詰まったり。これらは後で述べる「誤嚥性肺炎」という危険な病気に繋がりかねません。

       飲み込む力が衰えているかどうかは、3ページのチェックリストと「反復唾液嚥下テスト」で確認できるので試してみてください。




    きちんと飲み込めることは、全身の健康や免疫力維持に繋がる

    •  飲み込む力がきちんと保てていれば、人生の最期まで「食べる楽しみ」を味わうことができ、ひいては心や全身の健康、免疫力の維持に繋がります。それに大きく関わるのがやはり、誤嚥のリスクを回避できるという点です。

       改めてですが、誤嚥とはその名の通り「本来の食道ではなく、誤って気管や肺に食べ物や飲み物、唾液が入ること」。窒息はもちろん、高齢者の死因の第6位である誤嚥性肺炎(誤って肺に入った飲食物・唾液などから細菌が入り込み炎症が起こる病気)を起こす可能性があり、非常に危険です。これらを防ぐためにも、飲み込む力の維持は欠かせないといえるでしょう。




    特にシニアは誤嚥に注意!危険なのは食事中だけじゃない

    •  誤嚥は主に、「飲み込む前」と「飲み込んだ後」の2回のタイミングで起こります。

       まず飲み込む前に起こる誤嚥を「嚥下前誤嚥」といい、食べる速度と飲み込むための準備(食べ物が来たら食道が開く)が整うまでにズレがある時に生じます。食道が開くより先に飲食物がのどに達し、誤って気管に入ってしまうことです。水や汁物など液体でむせてしまうのはこのタイプ。「食べ物が来たら食道が開く」という一連の動作が鈍くなったり、口の中に飲食物を溜める力が弱くなったりすると起こります。液体にとろみを付ける、クッキーやパンなど粉っぽいものは水分と一緒に少しずつ食べ、まとまりやすくするなどの対策が必要です。

       飲み込んだ後に起こる誤嚥は「嚥下後誤嚥」といい、のどに送り込んだ食べ物が完全に食道に流れず、一部がのどに残った状態を指します。飲み込んでしばらくしてからむせる場合はこちらの可能性が。原因は飲み込む力の低下、一口の量が多い、早食いなど。飲み込む力が衰えると、肉・魚など強い嚥下力が必要なものや、米・ひき肉などのバラバラしたものがのどに残りやすくなるので、一口大に切る、切れ目を入れる、つなぎを使うなどの工夫をしましょう。また、食後すぐに横にならないことも大切です。

       なお、むせや咳き込みは誤嚥を防ぐ重要な反応ですから、無理に止めようとせず、出なくなるまで出し切ります(上のコラム参照)。


    誤嚥を防ぎ、飲み込む力を維持する対策

    •  最後に、日常でできる誤嚥を防ぐ工夫と、飲み込む力を維持するためのポイントをお伝えします。左の表に特に注意したい食材をまとめましたので、参考にしてください。

       他にも、肉類は切れ目を入れる、ホクホクしたイモ類は煮物にする、繊維質の多いゴボウ、イカやタコなどは叩くか繊維を断つようにカットし、皮に繊維質が多いナスやアスパラは皮を剥いて調理するなどをおすすめします。また飲み込みに不安がある方は、こんにゃく、かまぼこ、たくあんなどの弾力があり口の中にくっ付きやすい食材は、極力避けたほうが無難です。

       ただし、これらはあくまで飲み込む力が衰えてきた場合に誤嚥を防ぐための対策です。健康な方がこうした柔らかい食事ばかりをしてしまうと、より口周りの筋力・感覚の低下を招きかねません。調理に工夫をしながらも、可能な限りでよいので時々、歯ごたえを残した根菜をプラスしたり、噛む回数が増える料理を加えたりしてみてください。もちろん、よく噛めて飲み込める方は、今の状態を保てるよう心がけましょう。

       それから生活行動ですが、食事中は姿勢を正し、テレビを見るなどの”ながら“を止めて食事に集中すること。そして一口の量は少なめに、しっかり噛んで食べます。一口につき、飲み込む動作を数回繰り返すと誤嚥を防げます。

       全身の体力が落ちると、噛む・飲み込む力も弱くなるので、栄養バランスのよい食事と適度な運動、歯の健康にもご留意を(入れ歯のケアもしっかり!)。何より人とよく話し、笑い、歌を歌うなどを積極的に行えば、のどや口周りの筋肉の機能を維持することができますよ。




    • まとめ

      「飲み込む力」とは?

      1. 食べ物は、口周りのさまざまな部位を使ってのどから食道に送り込まれている
      2. 誤嚥とは、食べ物が食道以外のところに入ってしまうこと
      3. 食事中にむせやすくなるのは誤嚥を防ぐ防御反応で、飲み込む力が衰えてきたサイン
      4. 飲み込む力は全身の健康維持に欠かせない。維持するよう心がけましょう

      よく噛まないで飲み込んでしまう方は、のどに大きな負担をかけているかもしれません。「よい日々」2023年1月号で「噛むで一年の健康始め」という特集がございます。安藤さんによく噛むことの健康効果、噛む力を維持する対策を教えていただいておりますので、こちらも併せてお読みください。   よい日々編集 竹村

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安藤 ゆりえさん
管理栄養士・みりんスイーツ研究家。大学卒業後、管理栄養士として老人保健施設で高齢者の栄養管理に従事。現在は「血糖値を考えた食べ方」に着目し、シニア向け料理教室の講師や三河みりんの普及に力を入れる。