胃腸を元気に保つ!
外科医として約16年のキャリアを積んだのち、現在は、治療から健康相談までを総合的にサポートする取り組みを精力的に行っている。
(株)メディカル アンド ナレッジ カンパニー代表。ナチュラルクリニック代々木 医師。マーキュリーアカデミー校長。NPO法人 予防医学・代替医療振興協会学術理事。日本産業医協会会長。
佐野正行(さの・まさゆき)先生
(株)メディカル アンド ナレッジ カンパニー代表。ナチュラルクリニック代々木 医師。マーキュリーアカデミー校長。NPO法人 予防医学・代替医療振興協会学術理事。日本産業医協会会長。
胃腸を元気に保つコツを、医師の佐野先生に教えていただきました。
購入はこちら※ 12,960円(税込)未満の場合別途送料がかかります
商品特徴
実は、胃や小腸、大腸といった臓器は筋肉でできています。ですから、加齢とともに足腰の筋肉が衰え、運動能力が下がっていくのと同じことが、胃腸の筋肉でも起こっています。たとえば便秘の原因は、腹筋が衰えて、いきむ力が弱くなることに加え、腸そのものが衰えて、働きがにぶくなることも考えられます。
また、なんだか疲れやすくなったと感じたら、からだの外側だけでなく、内側の臓器も疲れやすくなっているものだと考えてください。
疲労回復には休息が必要です。胃腸も同じで、疲れや不調を感じたら休ませることが、非常に大切な方法です。私も胃が重いときや、遅い時間に会食をしたときなどは、次の一食を抜いて胃腸を休ませています。
また、加齢によって胃液の分泌量は減り、胃の働き自体もにぶくなるので、若い頃と同じ質、同じ形状の食事では、消化に時間がかかるようになります。「もたれ」は、そうして消化に時間がかかっている内容物が、胃にとどまっているときに起きます。さらに、胃液が減ると細菌やウイルスを胃で阻止しきれず腸に入りやすくなるため、腸内細菌のバランスが崩れ、免疫力が下がったり、だるさを感じやすくなったりもします。
そんな胃腸を助けようと、胃腸薬を手放せない方も多いでしょう。しかし、胃腸薬は辛い症状を取り除くためのもので、日常的に頼り続けるものではありません。胃腸に負担をかけないために、消化しやすい食材を選ぶ、意識してよく噛むといった食生活の改善と、筋力を低下させない生活習慣の維持が第一の対策だと心得ておきましょう。
食欲不振は、疾病などの特別な原因がない場合は、活動量の低下が関係していることが多くあります。高齢になると活動量や基礎代謝が落ちるため、若い頃ほどエネルギーを使いません。消化に時間がかかるうえにエネルギーを消費しないのですから、なかなかお腹が減らないのも当然です。
特別な原因がないのに食欲が落ちた方に試していただきたいのが食習慣の見直しです。一日の決まった時間に三度食べる習慣にこだわらず、お腹が減る感覚を優先してみてください。それによっては、一日二食にしてもよいのです。ただし、栄養不足や低栄養状態にならないようにバランスのよい食事を心がけ、質のよいサプリメントを積極的に利用しましょう。
一方で、食欲を増す工夫もしたいところです。たとえば大葉や山椒などの香りは食を進めますし、お酒が体質に合う方は、食前酒のような飲み物も効果的です。
また、からだの冷えは、胃腸の働きを低下させます。梅雨時から夏は、冷たいものを摂りすぎない、腹巻をするなど、からだの内から外からお腹周りを冷やさない工夫をしましょう。
必要なときは胃腸を休ませる、ゆっくりよく噛む、食欲を増進させる工夫をするといった食生活の改善と、日中にしっかり活動する習慣を続けていけば、元気な胃腸を取り戻すことができます。
胃腸を元気に保つ!
外科医として約16年のキャリアを積んだのち、現在は、治療から健康相談までを総合的にサポートする取り組みを精力的に行っている。
(株)メディカル アンド ナレッジ カンパニー代表。ナチュラルクリニック代々木 医師。マーキュリーアカデミー校長。NPO法人 予防医学・代替医療振興協会学術理事。日本産業医協会会長。
佐野正行(さの・まさゆき)先生
(株)メディカル アンド ナレッジ カンパニー代表。ナチュラルクリニック代々木 医師。マーキュリーアカデミー校長。NPO法人 予防医学・代替医療振興協会学術理事。日本産業医協会会長。
胃腸を元気に保つコツを、医師の佐野先生に教えていただきました。
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