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栄養素・成分辞典 注目される第6の栄養素『食物繊維』(前編)

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2019年2月7日

栄養素・成分辞典 注目される第6の栄養素『食物繊維』(前編)

  • #食物繊維
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栄養素・成分辞典 注目される第6の栄養素『食物繊維』(前編)

  • 認められた重要性

     炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンの5大栄養素に加え「第6の栄養素」と言われる食物繊維。現在では重要な食品成分として知られていますが、からだの構成成分やエネルギー源にならないため、以前は不要なものと考えられていました。

     その食物繊維がにわかに注目されるようになったのは、1971年にイギリスの医師バーキットが、「食物繊維の少ない食品、つまり高度に精製された食品の摂取量が多いと大腸がんリスクが高まる」という仮説を提唱してからです。バーキットは、アフリカ人に大腸がんが極端に少ないことに注目し、アフリカ人とヨーロッパ人の食生活を比較して、この仮説を導き出しました。

     その後の研究で、食物繊維が心臓疾患、糖尿病などの生活習慣病予防にも効果をもたらすことが明らかになり、その重要性が認められていきました。

  • 注目される食物繊維の働き

     以前、食物繊維は「人の消化酵素で分解されない植物壁成分」と定義されていましたが、その後研究が進み、他にも同様の生理作用を持つ物質があることがわかってきました。現時点で世界共通の定義は定まっていませんが、日本における一般的な定義は、「人の消化酵素で消化されない食品中の難消化(なんしょうか)成分の総体」となっています。

     食物繊維は、水に溶けない「不溶性」と水に溶ける「水溶性」に大きく分けられます。野菜や穀類、豆類に多く含まれるセルロースやリグニンなどの「不溶性食物繊維」は、大腸で水分を吸収してふくらみ、腸壁を刺激し排便をスムーズにします。熟した果物や海藻、きのこなどに多く含まれるペクチン(水溶性)やアルギン酸などの「水溶性食物繊維」は、粘度が高く、他の食べ物とゼリー状になって小腸内をゆっくり進み、急激な血糖値上昇を防いだり、コレステロールを下げる働きがあります。

     また、カニの甲羅などからつくられる動物性のキチン・キトサン、さらに食品から抽出や生成されたポリデキストロースなどの人工化合物があります。食物繊維の種類、由来はさまざまで、性質によって働きも異なるので、多種類の食品をバランスよく摂ることが大切です。

  • 現代の日本人は食物繊維不足

     1955年頃の日本人の食生活では、食物繊維の摂取量は十分でした。当時の日本人の食卓には、根菜やきのこ、海藻などの食物繊維を豊富に含む食材を使った「おふくろの味」と言われる料理が並び、動物性脂肪の摂取が少なかったからです。

     ところが近年では、食生活の欧米化が進み、肉食や精製原料でつくった加工食品が増加し、食物繊維が摂りにくくなっています。虫歯、肥満、便秘、腸疾患、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症、動脈硬化などの生活習慣病も、食物繊維不足が一因と言われ、子供にもその影響が及んでいます。

     食物繊維の過不足を知る目安になるのが便通です。毎日、バナナ1~2本程度の大きさで、黄色の柔らかすぎず硬すぎない便が、力まずするりと出るのが理想とされています。

  • 食物繊維は摂るのが難しい栄養素です

    厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、食物繊維の目標量は、18~69歳で1日あたり、
    ・男性20g(70歳以上は19g)以上
    ・女性18g(70歳以上は17g)以上

    とされています。しかし、「平成27年国民健康・栄養調査」によると、実際の摂取量は12~17gです。