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ドイツ式オーガニックな暮らし Web限定

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WEB限定
ドイツ・フランクフルト在住
緒方-ヴェストベルグ 美樹さん



 オーガニックビューティアドバイザー。日本人で初・唯一のドイツ・レフォルムハウスアカデミー正式認定「ナチュラルコスメコンサルタント」を取得。著書に『ドイツ式オーガニックコスメのある生活』(BABジャパン)がある。

商品特徴

ドイツ式オーガニックな暮らし Web限定

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ドイツ・フランクフルト在住
緒方-ヴェストベルグ 美樹さん



 オーガニックビューティアドバイザー。日本人で初・唯一のドイツ・レフォルムハウスアカデミー正式認定「ナチュラルコスメコンサルタント」を取得。著書に『ドイツ式オーガニックコスメのある生活』(BABジャパン)がある。

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2020年6月19日

ドイツ式オーガニックな暮らし Web限定

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  • ソーシャルディスタンスが融合された、新型コロナ後の新しい日常生活

    •  ドイツでは今、約2ヵ月の規制期間を経て、街の店舗やジムなども再開し、少しずつ日常が戻って来ています。午後9時位まで明るい初夏を迎え、街では、半袖とサンダル姿になった人々の姿と活気が一気に戻ってきましたが、新型コロナ前とは生活や仕事に対する意識、健康への考え方が大きく変化しているのを実感します。

    食事は手作りが再評価され、糖質制限などのヘルシー食が人気に

    •  欧州の夏の風物詩ともいえるオープンカフェやレストランでは、テーブル毎に一定距離が保たれ、食料品店と同様にテープなどでラインが引かれ、また来店には予約が必須であったり、名前や住所、滞在時間などの細かな記入が求められます。大通りにある大型店舗に入店するため、入り口前に長蛇の列を作り、忍耐強く順番を待つドイツ人の姿は、2ヵ月前にはまったく考えられないことでした。

       一方で、ホームオフィスなどの経験をして、三食自炊をする人々も増え、今までの外食の内容や買い物のコストを見直し、手作りを再評価する動きも出てきています。規制当初、ドイツ人の主食であるパン作りの人気が高まり、食品店では一時小麦粉や酵母が品薄になりました。同時に小麦粉の代わりにアーモンド粉やココナッツ粉などを使った代替レシピが増え、ここ数年の糖質制限ブームを一気に押し上げるきっかけになったように感じます。砂糖を使わないお菓子作りも流行り、ラジオパーソナリティがリスナーと「バナナブレッドはもう作った?」「私はもう3回目!」などの会話が交わされるほどでした。

       またドイツではもともと、スティック野菜や、チーズとハムを挟んだだけの簡単な黒パンなどのサンドイッチをケースに詰めて学校やオフィスに持っていくことはあっても、もちろんお弁当文化はありませんでした。ここ数年で「Bento」という日本語がじわじわ浸透し、サラダやスープ、夕ご飯の残りや作り置きのおかずなどをランチボックスに詰めて持っていく人が増えて来ていたのですが、今後はさらに「Bento」派が増えていくのではないかと思います


    • 早朝、入店のためパン屋の前に一定間隔で並び、順番を待つ人々


    自然の中で、定期的にからだを動かすことの大切さを再実感

    •  食生活と同様、厳しい規制期間中は、運動についても課題がありました。ジム通いやからだを動かすことが習慣化している人々は、普段のリズムが崩れてしまうのを防ぐため、部屋の一角にマットやダンベルを置き、時間を決めてエクササイズをしたり、通っているジムやヨガ教室が提供するオンラインコースに参加するなどの努力を怠りませんでしたが、時間が経つにつれ、家のスペースの制限や家族との兼ね合い、一日中パソコンで同僚と仕事をした後に、さらにパソコンで人と交流をするということに新しいタイプのストレスを感じる人も増えています。

       そんな中でも多くのドイツ人が欠かさなかったのは外での散歩の習慣です。もともと自然が好きで、大都市でも緑に囲まれた広い公園が多くあり、またドイツ政府も、ルールを守った上での日光浴を兼ねた散歩やジョギングは体力維持や免疫力アップに繋がると、積極的に推奨していたことも大きかったと思います。私も日々の散歩は欠かしませんでしたが、新緑に囲まれた広いスペースでからだを動かすことで、ふさぎがちなメンタル面のバランスを維持することができました。現在、ジムなどのスポーツ施設は再開しましたが、プール、サウナやシャワーは使用不可、参加可能なコース内容や人数も制限されている状況の中、公園や川沿いなどの公共スペースを使ってのコースプログラムが増えています。

       今年も欧州は猛暑が予測されているので、真夏の到来まで、長くて2ヵ月弱の期間限定ですが、散歩をしながら、ノルディックウォーキングやサイクリングを一緒に楽しむカップルの姿、ヨガやダンス教室のグループが円を囲んで練習する姿、また子供たちが解禁になった遊び場で楽しそうに遊ぶ姿を目にするだけでも、気分が和み癒されます。



    • 公園で集まり、屋外プログラムを実施するジムのグループ


    夏の長期休暇の過ごし方にジレンマを抱えるドイツ人

    •  欧州経済にとって、観光産業は大きな要となっていることもあり、現在EU諸国が次々と、夏休みに向けて域内移動の規制を緩めていく方向で動き出しています。多くのドイツ人にとって、夏の長期休暇は一年で一番大事で楽しみにしている事であるため、今年の長期休暇をどうするか?についてジレンマを感じています。状況はよくなってはいるものの、明日また再度感染者数が増加する可能性もあり、飛行機が急にキャンセルになったり、移動が即禁止となるかもしれません。今年は大きな休暇は自粛すると決める人々がいる一方、慎重で安全志向のドイツ人気質でありながら、現在の不安定な状況や自粛生活のストレスから逃れたくて休暇をなかなか諦められない人々もいます。ドイツだけでなく、全世界共通で今後先行きが分からない中で、決めていかなくてはならないことが増えるのではないかと思います。

       今、多くのドイツ人が強く実感し始めているのは、自分の健康に対しての自己責任とライフスタイルを含めたセルフケアの重要性です。社会・経済への負担を避けるためにも、まずは自分自身の健康からスタートするという視点が広がり始めているように思います。


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ドイツ・フランクフルト在住
緒方-ヴェストベルグ 美樹さん



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