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誰にでも起こりうる「大人のアレルギー」

誰にでも起こりうる「大人のアレルギー」
  • 誰にでも起こりうる「大人のアレルギー」
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佐野正行 (さの・まさゆき)先生

外科医として約16年のキャリアを積んだのち、現在は、治療から健康相談までを総合的にサポートする取り組みを精力的に行っている。
(株)メディカル アンド ナレッジ カンパニー代表。ナチュラルクリニック代々木 医師。マーキュリーアカデミー校長。NPO法人 予防医学・代替医療振興協会学術理事。日本産業医協会会長。
佐野正行(さの・まさゆき)先生



外科医として約16年のキャリアを積んだのち、現在は、治療から健康相談までを総合的にサポートする取り組みを精力的に行っている。
(株)メディカル アンド ナレッジ カンパニー代表。ナチュラルクリニック代々木 医師。マーキュリーアカデミー校長。NPO法人 予防医学・代替医療振興協会学術理事。日本産業医協会会長。
 長年の食習慣の蓄積で現れるアレルギーがあることをご存じですか? 気になっているその不調も、意外なものが原因になっているかもしれません。私たち大人が知っておくべきアレルギーの基礎知識とその対策を佐野正行先生に教えていただきます。

購入はこちら※ 12,960円(税込)未満の場合別途送料がかかります

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商品特徴

大人のアレルギーとは?
 近年、子供の頃はアレルギーとは無縁だったのに、大人になってから突然食物アレルギーになる人が増えています。なぜそのようなことが起きるのでしょうか?

 「アレルギーの原因になりやすい食品を長年摂り続けると、IgEという抗体が過剰に作られからだに溜まります。これが、アレルギー反応が起こる原因です。特に、大人の場合は小麦、果物、甲殻類などが原因になっているケースが多くみられ、何となく調子が悪い、だるい、疲れが取れないなど、一見するとアレルギーとは関係のなさそうな不調がじわじわと現れ、しかも治りにくいのが特徴です」

 また、佐野先生は食品と一緒に入ってしまう有害な化学物質の影響も大きいと考えておられます。

 「自然放牧で健康的な乳牛を育てる酪農家を訪ねた時、乳アレルギーがあると言っていた2名が、搾りたての牛乳をおいしく飲めたということがありました。乳アレルギーではなく、悪さをしていたのは乳牛の飼育をはじめ、牛乳の製造時に使用する薬や化学物質であることが分かり、あらためて食品の選び方について考えさせられました」

 「からだの中のコップがいっぱいになってあふれるとアレルギー反応が出る」という話を皆さんも聞いたことがあると思います。コップの大きさは人それぞれで、加えて食生活や生活習慣によって溜まるものの種類や量、溜まる速度も異なりますが、現代の生活環境では誰にでもアレルギーが起こる可能性があります。

コップをいっぱいにしないために
  • 誰にでも起こりうる「大人のアレルギー」
 「花粉症の場合、薬を飲んでアレルギー反応が出ないように抑え込みます。しかしその間にも、花粉はからだに入ってきてIgE抗体も溜まり続けるので、薬を止めるとまた同じ反応が現れます。薬で抑え込める量以上のIgE抗体が溜まってしまうと、症状が現れてしまいます。そうなると、西洋医学では薬の量を増やすしかありません。

 薬を飲んで症状を抑えながら、一方で花粉を取り込まない、からだの外に排出するなどの対策をしてからだ全体の調子を整えれば、コップの中に余裕ができて症状は出にくくなります。先天的な体質でない限り薬は止めることができます」

 症状が出るのは悪いことばかりではなく、コップがいっぱいになったという「からだからのサイン」と佐野先生はおっしゃいます。同じものを食べ続けることも、アレルギーのリスクを高めてしまいます。

食生活でできる3つの対策
 以前より佐野先生は、アレルギーの原因になっているものを「入れない」「溜めない」「出す」という3ステップの対策を推奨されています。今月号では3ステップの働きをより高め、コップに余裕を作るために食生活でできることをご紹介します。

① 質の良い油を摂る
 有害物質は「肥満細胞」に溜まります。質の悪い油を摂取すると肥満細胞の質が悪くなり、細胞膜が上手く機能しなくなります。細胞内外の物質の出し入れがしにくくなり、細胞の中に有害物質は溜まりやすくなります。代謝も悪くなるので太りやすくなり、溜める場所を自ら増やすという悪循環に陥ります。質の良い油を適量摂り、汚れが溜まりにくい細胞を作ることが大切です。

② 腸内環境を整える
 便秘などによって腸内環境が悪くなると、腸の粘膜が壊れて穴があき、本来は体内に入れない食品添加物などの有害物質が、容易に体内に流れ込みます。毎日の良質な便通は大人のアレルギーを予防するためには欠かせません。

③ 内臓に負担をかけない
 最近ではご高齢の方も洋食を好まれますが、肉や乳製品は消化に時間がかかり内臓の負担が大きいので、和食中心の食生活をおすすめします。また、加工食品を摂取したり偏食したりしても、消化に大きな負担がかかり、ビタミンやミネラルが不足して代謝も低下します。

お客様のお便り

アレルギーコップとは
花粉や食品などのアレルギーの原因物質、環境汚染による有害な化学物質、外食や加工食品に入っている食品添加物などが体内に蓄積していくと、ストレスなどによる免疫力低下に伴い、アレルギー反応が現れることを、「コップから水があふれる」という例えで表現しています。

誰にでも起こりうる「大人のアレルギー」

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佐野正行 (さの・まさゆき)先生

外科医として約16年のキャリアを積んだのち、現在は、治療から健康相談までを総合的にサポートする取り組みを精力的に行っている。
(株)メディカル アンド ナレッジ カンパニー代表。ナチュラルクリニック代々木 医師。マーキュリーアカデミー校長。NPO法人 予防医学・代替医療振興協会学術理事。日本産業医協会会長。
佐野正行(さの・まさゆき)先生



外科医として約16年のキャリアを積んだのち、現在は、治療から健康相談までを総合的にサポートする取り組みを精力的に行っている。
(株)メディカル アンド ナレッジ カンパニー代表。ナチュラルクリニック代々木 医師。マーキュリーアカデミー校長。NPO法人 予防医学・代替医療振興協会学術理事。日本産業医協会会長。
 長年の食習慣の蓄積で現れるアレルギーがあることをご存じですか? 気になっているその不調も、意外なものが原因になっているかもしれません。私たち大人が知っておくべきアレルギーの基礎知識とその対策を佐野正行先生に教えていただきます。

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商品情報

2019年3月27日

誰にでも起こりうる「大人のアレルギー」

  • #花粉
  • #アレルギー
 長年の食習慣の蓄積で現れるアレルギーがあることをご存じですか? 気になっているその不調も、意外なものが原因になっているかもしれません。私たち大人が知っておくべきアレルギーの基礎知識とその対策を佐野正行先生に教えていただきます。

大人のアレルギーとは?

  •  近年、子供の頃はアレルギーとは無縁だったのに、大人になってから突然食物アレルギーになる人が増えています。なぜそのようなことが起きるのでしょうか?

     「アレルギーの原因になりやすい食品を長年摂り続けると、IgEという抗体が過剰に作られからだに溜まります。これが、アレルギー反応が起こる原因です。特に、大人の場合は小麦、果物、甲殻類などが原因になっているケースが多くみられ、何となく調子が悪い、だるい、疲れが取れないなど、一見するとアレルギーとは関係のなさそうな不調がじわじわと現れ、しかも治りにくいのが特徴です」

     また、佐野先生は食品と一緒に入ってしまう有害な化学物質の影響も大きいと考えておられます。

     「自然放牧で健康的な乳牛を育てる酪農家を訪ねた時、乳アレルギーがあると言っていた2名が、搾りたての牛乳をおいしく飲めたということがありました。乳アレルギーではなく、悪さをしていたのは乳牛の飼育をはじめ、牛乳の製造時に使用する薬や化学物質であることが分かり、あらためて食品の選び方について考えさせられました」

     「からだの中のコップがいっぱいになってあふれるとアレルギー反応が出る」という話を皆さんも聞いたことがあると思います。コップの大きさは人それぞれで、加えて食生活や生活習慣によって溜まるものの種類や量、溜まる速度も異なりますが、現代の生活環境では誰にでもアレルギーが起こる可能性があります。

コップをいっぱいにしないために

  •  「花粉症の場合、薬を飲んでアレルギー反応が出ないように抑え込みます。しかしその間にも、花粉はからだに入ってきてIgE抗体も溜まり続けるので、薬を止めるとまた同じ反応が現れます。薬で抑え込める量以上のIgE抗体が溜まってしまうと、症状が現れてしまいます。そうなると、西洋医学では薬の量を増やすしかありません。

     薬を飲んで症状を抑えながら、一方で花粉を取り込まない、からだの外に排出するなどの対策をしてからだ全体の調子を整えれば、コップの中に余裕ができて症状は出にくくなります。先天的な体質でない限り薬は止めることができます」

     症状が出るのは悪いことばかりではなく、コップがいっぱいになったという「からだからのサイン」と佐野先生はおっしゃいます。同じものを食べ続けることも、アレルギーのリスクを高めてしまいます。

  • 誰にでも起こりうる「大人のアレルギー」

食生活でできる3つの対策

  •  以前より佐野先生は、アレルギーの原因になっているものを「入れない」「溜めない」「出す」という3ステップの対策を推奨されています。今月号では3ステップの働きをより高め、コップに余裕を作るために食生活でできることをご紹介します。

    ① 質の良い油を摂る
     有害物質は「肥満細胞」に溜まります。質の悪い油を摂取すると肥満細胞の質が悪くなり、細胞膜が上手く機能しなくなります。細胞内外の物質の出し入れがしにくくなり、細胞の中に有害物質は溜まりやすくなります。代謝も悪くなるので太りやすくなり、溜める場所を自ら増やすという悪循環に陥ります。質の良い油を適量摂り、汚れが溜まりにくい細胞を作ることが大切です。

    ② 腸内環境を整える
     便秘などによって腸内環境が悪くなると、腸の粘膜が壊れて穴があき、本来は体内に入れない食品添加物などの有害物質が、容易に体内に流れ込みます。毎日の良質な便通は大人のアレルギーを予防するためには欠かせません。

    ③ 内臓に負担をかけない
     最近ではご高齢の方も洋食を好まれますが、肉や乳製品は消化に時間がかかり内臓の負担が大きいので、和食中心の食生活をおすすめします。また、加工食品を摂取したり偏食したりしても、消化に大きな負担がかかり、ビタミンやミネラルが不足して代謝も低下します。

  • 食べたものを書きとめておくなど、自分の食生活を確認することから始めましょう。「好きなものばかり食べている」「加工食品が増えている」など気付かずにやっていることが見えてくるかもしれません。毎日の積み重ねが後のち大きな差になって現れます。からだの浄化を助ける健康食品を利用しながら、少しずつリスクを軽減していきましょう。(よい日々編集 竹村)

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佐野正行 (さの・まさゆき)先生

外科医として約16年のキャリアを積んだのち、現在は、治療から健康相談までを総合的にサポートする取り組みを精力的に行っている。
(株)メディカル アンド ナレッジ カンパニー代表。ナチュラルクリニック代々木 医師。マーキュリーアカデミー校長。NPO法人 予防医学・代替医療振興協会学術理事。日本産業医協会会長。
佐野正行(さの・まさゆき)先生



外科医として約16年のキャリアを積んだのち、現在は、治療から健康相談までを総合的にサポートする取り組みを精力的に行っている。
(株)メディカル アンド ナレッジ カンパニー代表。ナチュラルクリニック代々木 医師。マーキュリーアカデミー校長。NPO法人 予防医学・代替医療振興協会学術理事。日本産業医協会会長。