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シニアのための健康食

シニアのための健康食
  • シニアのための健康食
児玉陽子(こだま・ようこ)さん
18歳で皮膚病、23歳で結核を患い、日野厚(ひの・あつし)博士と出会う。自らの健康を取り戻した実体験のもと、1969年から食養指導を開始。師事する日野博士と共に、松井病院食養内科を創設し栄養指導にあたる。病院を退職後も、講演会やコラム執筆など各方面で活躍中。
 今月お話しをお聞きするのは、東京都大田区松井病院で食養内科を創設し、40年にわたり2万人以上の患者の食生活指導にあたるなど豊富な臨床経験を持つ児玉陽子さんです。ご自身の経験から知った食事の大切さ、健康を維持するための健康食について教えていただきます。

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商品特徴

大病をきっかけに「食養」の世界を知る
  • シニアのための健康食
 私が「食養」を指導、自らも実践するようになって60年近くになります。この数十年を通して言えるのは、「今がいちばんからだの調子がいい」ということです。私の歳でこう言うと皆さん驚かれますし、もともと丈夫だったのではないかと聞かれますが、若い頃の私は健康体からほど遠い状態でした。

 18歳の頃、こはだを食べたのをきっかけに湿疹が出て、病院に通いましたがなかなか治りませんでした。4~5年もの間、温泉療養などさまざまな治療も試みましたが一向によくならず、人からすすめられて断食道場に行きました。すると、断食が功を奏したのか湿疹は治まりましたが、道場から帰ってきた私は、思いもかけず吐血してしまったのです。
「食養」で病気を改善する
 1963年、日野先生と共に小田原女子短期大学栄養科学研究所の設立に参画しました。そして、北品川総合病院の勤務を経て、1978年から東京・大田区の松井病院食養内科で患者さんの食生活改善指導にあたりました。

 食養内科では、現代栄養学の基本は押さえながら、各々の患者さんの病気や体質に合わせて玄米食、魚、大豆、海藻、野菜などを中心とした日本の伝統食の長所を生かした献立を作成していました。からだによい食事を作るためには、吟味した食材、調味料を選びますから、当然、一般の病院食の費用では賄えず、プラスアルファの負担金がかかります。それでも、食養内科を訪れる患者さんの多くは、一般の病院では思うような改善が望めなかったり、西洋医学だけでなく食養での治療も積極的に取り入れたいという方々でしたので、食に対する意識も高く、一生懸命取り組まれていました。食養内科は、現在はなくなりましたが、当時の患者さんとのお付き合いはいまだに続いていて、退院して何十年も経った方から食事についてもよく相談されます。

 私の周りの元気な高齢者の方々は、自分で、あるいはご家族がきちんと食事を手作りされている方が多いですね。一方、加齢とともに料理をすることが難しくなったり、一人暮らしで、食事を準備するのが億劫になったという声もよく聞きます。そんな時、私はなるべく簡単にできて、毎日続けやすい食事の工夫をアドバイスします。例えば、「ご飯にすりごまと青のりをかけて食べる」、「焼きのりを一枚加える」、「ちりめんじゃこを小松菜のおひたしにかける」などの食べ方をすれば、不足しがちなミネラルを摂ることができます。また、野菜の煮物やけんちん汁を多めに作って小分けしたものを冷蔵庫で保存し、食べるときに味噌や醤油などで味付けをしたり、豚肉や豆腐などを加えたりすれば、味に変化がついて飽きずに食べられますね。皆さんが住んでいる土地のもの、旬の新鮮な食材を使うのもいいと思います。そして、ゆっくり時間をかけてよく噛んで、腹八分に食べることも大切です。
「おだし」でたんぱく質を効率的に摂る
 そうは言っても、現代生活の中で良質な食材を手に入れ、バランスよく栄養を摂るのは難しいと思います。そんな時にとても重宝するのが、無添加の「おいしいだし」(よい日々ショップでは『スープ・スープ』という商品名で販売しています*)です。料理のだしや調味料として使ったり、野菜等を入れて栄養スープにしたりして、毎日手軽にたんぱく質やカルシウムなどを摂ることができます。特殊な膜でろ過する段階でたんぱく質が小さく分解されペプチド化されているので、効率的に栄養が吸収されます。

 私が「おいしいだし」の素晴らしさを知ったのは、アトピーの赤ちゃんに使った時のことでした。たんぱく質アレルギーを起こす赤ちゃんには、徐々にたんぱく質に慣らしていくために、白身魚などを少しずつ与えていくのですが、ほんの少しでも食べる量を増やすと、またアトピーをぶり返してしまうことがたびたびありました。ところが、「おいしいだし」は、アトピーが出ず、しっかりたんぱく質が吸収され、栄養を摂ることができるようになりました。

 それで、病院の食事にも採用するようになり、さらに退院される患者さんや、老人ホームなどで固形の食事が食べられない方、一人暮らしの高齢者の方々におすすめしたところ、皆さん大変お元気になられています。骨粗しょう症がすっかりよくなられた方もいらっしゃいます。忙しい、食事を作るのが大変などの食生活のお悩みがある方、栄養バランスの偏り、少食や消化吸収能力の衰えなどを改善したいと思っている方にも広くおすすめしたいですね。


シニアのための健康食

シニアのための健康食
児玉陽子(こだま・ようこ)さん
18歳で皮膚病、23歳で結核を患い、日野厚(ひの・あつし)博士と出会う。自らの健康を取り戻した実体験のもと、1969年から食養指導を開始。師事する日野博士と共に、松井病院食養内科を創設し栄養指導にあたる。病院を退職後も、講演会やコラム執筆など各方面で活躍中。
 今月お話しをお聞きするのは、東京都大田区松井病院で食養内科を創設し、40年にわたり2万人以上の患者の食生活指導にあたるなど豊富な臨床経験を持つ児玉陽子さんです。ご自身の経験から知った食事の大切さ、健康を維持するための健康食について教えていただきます。

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商品情報

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2019年3月4日

シニアのための健康食

  • #食養
  • #マクロビオティック
  • #だし
 今月お話しをお聞きするのは、東京都大田区松井病院で食養内科を創設し、40年にわたり2万人以上の患者の食生活指導にあたるなど豊富な臨床経験を持つ児玉陽子さんです。ご自身の経験から知った食事の大切さ、健康を維持するための健康食について教えていただきます。

大病をきっかけに「食養」の世界を知る

  •  私が「食養」を指導、自らも実践するようになって60年近くになります。この数十年を通して言えるのは、「今がいちばんからだの調子がいい」ということです。私の歳でこう言うと皆さん驚かれますし、もともと丈夫だったのではないかと聞かれますが、若い頃の私は健康体からほど遠い状態でした。

     18歳の頃、こはだを食べたのをきっかけに湿疹が出て、病院に通いましたがなかなか治りませんでした。4~5年もの間、温泉療養などさまざまな治療も試みましたが一向によくならず、人からすすめられて断食道場に行きました。すると、断食が功を奏したのか湿疹は治まりましたが、道場から帰ってきた私は、思いもかけず吐血してしまったのです。

  • シニアのための健康食
  •  驚いて大学病院にかけこみ検査を受けると、なんと栄養失調で重度の結核に罹っていました。そのときに診てくださった結核病棟の責任者だった方が、その後の私の生き方を変えることになった日野厚先生でした。

     日野先生は西洋医学の医師ですが、食事でからだを健康にする「食養」の研究にも取り組まれていました。断食等の民間療法にも詳しく、民間療法は現代医学と連携してこそ効果を発揮する、という考えをお持ちでした。日野先生によると、私のからだは断食ができるような状態ではなかった、断食前に検査をしていれば、結核の悪化を防げたはずだと怒っていらっしゃいました。入院は1年にも及びましたが、日野先生のお考えに賛同した私は、退院した次の日から先生のお手伝いを始めました。

「食養」で病気を改善する

  •  1963年、日野先生と共に小田原女子短期大学栄養科学研究所の設立に参画しました。そして、北品川総合病院の勤務を経て、1978年から東京・大田区の松井病院食養内科で患者さんの食生活改善指導にあたりました。

     食養内科では、現代栄養学の基本は押さえながら、各々の患者さんの病気や体質に合わせて玄米食、魚、大豆、海藻、野菜などを中心とした日本の伝統食の長所を生かした献立を作成していました。からだによい食事を作るためには、吟味した食材、調味料を選びますから、当然、一般の病院食の費用では賄えず、プラスアルファの負担金がかかります。それでも、食養内科を訪れる患者さんの多くは、一般の病院では思うような改善が望めなかったり、西洋医学だけでなく食養での治療も積極的に取り入れたいという方々でしたので、食に対する意識も高く、一生懸命取り組まれていました。食養内科は、現在はなくなりましたが、当時の患者さんとのお付き合いはいまだに続いていて、退院して何十年も経った方から食事についてもよく相談されます。

     私の周りの元気な高齢者の方々は、自分で、あるいはご家族がきちんと食事を手作りされている方が多いですね。一方、加齢とともに料理をすることが難しくなったり、一人暮らしで、食事を準備するのが億劫になったという声もよく聞きます。そんな時、私はなるべく簡単にできて、毎日続けやすい食事の工夫をアドバイスします。例えば、「ご飯にすりごまと青のりをかけて食べる」、「焼きのりを一枚加える」、「ちりめんじゃこを小松菜のおひたしにかける」などの食べ方をすれば、不足しがちなミネラルを摂ることができます。また、野菜の煮物やけんちん汁を多めに作って小分けしたものを冷蔵庫で保存し、食べるときに味噌や醤油などで味付けをしたり、豚肉や豆腐などを加えたりすれば、味に変化がついて飽きずに食べられますね。皆さんが住んでいる土地のもの、旬の新鮮な食材を使うのもいいと思います。そして、ゆっくり時間をかけてよく噛んで、腹八分に食べることも大切です。

「おだし」でたんぱく質を効率的に摂る

  •  そうは言っても、現代生活の中で良質な食材を手に入れ、バランスよく栄養を摂るのは難しいと思います。そんな時にとても重宝するのが、無添加の「おいしいだし」(よい日々ショップでは『スープ・スープ』という商品名で販売しています*)です。料理のだしや調味料として使ったり、野菜等を入れて栄養スープにしたりして、毎日手軽にたんぱく質やカルシウムなどを摂ることができます。特殊な膜でろ過する段階でたんぱく質が小さく分解されペプチド化されているので、効率的に栄養が吸収されます。

     私が「おいしいだし」の素晴らしさを知ったのは、アトピーの赤ちゃんに使った時のことでした。たんぱく質アレルギーを起こす赤ちゃんには、徐々にたんぱく質に慣らしていくために、白身魚などを少しずつ与えていくのですが、ほんの少しでも食べる量を増やすと、またアトピーをぶり返してしまうことがたびたびありました。ところが、「おいしいだし」は、アトピーが出ず、しっかりたんぱく質が吸収され、栄養を摂ることができるようになりました。

     それで、病院の食事にも採用するようになり、さらに退院される患者さんや、老人ホームなどで固形の食事が食べられない方、一人暮らしの高齢者の方々におすすめしたところ、皆さん大変お元気になられています。骨粗しょう症がすっかりよくなられた方もいらっしゃいます。忙しい、食事を作るのが大変などの食生活のお悩みがある方、栄養バランスの偏り、少食や消化吸収能力の衰えなどを改善したいと思っている方にも広くおすすめしたいですね。


  • 児玉さんは80歳を過ぎているとは思えないほど見た目にも若々しく、講演会や原稿執筆などで忙しく精力的な毎日を過ごしているそうです。「今が一番調子がいい」と語っておられたのが感動的でした。 いくつになってもいい状態を継続し続けることができるなんて素晴らしいと思いませんか?
    (よい日々編集 竹村)

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児玉陽子(こだま・ようこ)さん
18歳で皮膚病、23歳で結核を患い、日野厚(ひの・あつし)博士と出会う。自らの健康を取り戻した実体験のもと、1969年から食養指導を開始。師事する日野博士と共に、松井病院食養内科を創設し栄養指導にあたる。病院を退職後も、講演会やコラム執筆など各方面で活躍中。