よい日々ショップ的オーガニック基本の「き」第4回

トップ＞読み物＞公開月＞過去の記事＞よい日々ショップ的オーガニック基本の「き」第4回

よい日々ショップ的オーガニック基本の「き」第4回

【会報誌よい日々とは】一覧ページの紹介文

森山靖子（もりやま・やすこ）さん

大人になって発症した食物アレルギーがきっかけでオーガニックと出合う。
1997年に日本で初めて設立された「日本オーガニック検査員協会（JOIA）」の事務局の手伝いをしながら、オーガニック検査員の資格を取得。約15年にわたって、農場、加工食品の工場、メーカー、輸入業者などに出向き、年間50社の検査を任されているオーガニックのプロフェッショナル。

今月から料理レシピをお届けします！
森山靖子（もりやま・やすこ）さん

大人になって発症した食物アレルギーがきっかけでオーガニックと出合う。
1997年に日本で初めて設立された「日本オーガニック検査員協会（JOIA）」の事務局の手伝いをしながら、オーガニック検査員の資格を取得。約15年にわたって、農場、加工食品の工場、メーカー、輸入業者などに出向き、年間50社の検査を任されているオーガニックのプロフェッショナル。

　食品の安全性や品質を気にかけている方は多いと思いますが、肌に直接ふれるタオルや下着などの素材についてはいかがですか？最近、「オーガニックコットン」という言葉を耳にする機会が増えてきました。従来のコットンとはどのように違うのか、オーガニック検査員の森山靖子さんに教えていただきます。

Qオーガニックコットンとは？肌にやさしい？

購入はこちら※ 12,960円(税込)未満の場合別途送料がかかります

価格： 0円（税込）

商品特徴

A「オーガニックコットン」とは、有機栽培された綿（コットン）のことです。綿の栽培、綿から製品を作る際にも、極力化学的な処理はしていませんので、肌への刺激が少ないと言われています。

従来のコットンとは、下記の２点が大きく異なります。

❶ 綿を栽培する農場は、3年以上のオーガニック農産物の栽培を経ていること。

❷ 綿から衣類などの製品を作る際は、化学薬品などは極力使用せず、天然のものを用いるなど、人や環境に配慮している。

　綿の農場は、アメリカ、ヨーロッパは国の法律でオーガニック認証制度がありますが、日本の有機JAS規格には綿の項目はありません。製品についての認証制度は、日本だけでなく世界でも国の法律はなく、第三者認証機関のみです。

オーガニックコットンが出来上がるまでの工程を従来の方法と比較しました。

オーガニックコットンは、化学物質過敏症の患者の方も利用者が多く、その専門病院のスタッフの制服としても選ばれており、安全な製品であるという評価があります。使用できる薬剤や化学処理は限られていて、いずれも情報公開がされています。「見える化」されているということです。
これを機会に、オーガニックコットンに注目しませんか？