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日々の「野菜選び」が未来を変える

日々の「野菜選び」が未来を変える
  • 日々の「野菜選び」が未来を変える
(株)坂ノ途中
倉田優香さん
大学卒業後、電機メーカーに勤務。その後「つくり手の想いや背景を伝えられる仕事がしたい」と、2015年に坂ノ途中に入社。ライティングや編集を担当。入社前から坂ノ途中の定期宅配の利用者。

坂ノ途中オンラインショップ
https://www.on-the-slope.com/shop/

商品特徴

日々の「野菜選び」が未来を変える

日々の「野菜選び」が未来を変える
(株)坂ノ途中
倉田優香さん
大学卒業後、電機メーカーに勤務。その後「つくり手の想いや背景を伝えられる仕事がしたい」と、2015年に坂ノ途中に入社。ライティングや編集を担当。入社前から坂ノ途中の定期宅配の利用者。

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2021年5月1日

日々の「野菜選び」が未来を変える

  • 「知らなかった」で済ませていいの? 農業の今

    •  健康志向や地球環境への意識の高まりに合わせて、近年、農業の大切さが見直されています。身近なスーパーや八百屋さんでも、「無農薬栽培」や「有機栽培」と表示されたお米や野菜を目にすることが増えてきました。

       私たちが日常的に触れる野菜の裏側には、目には見えないさまざまな問題が隠れています。例えば、地球温暖化によって平均気温が上がってしまうと、今は日本で当たり前に採れる野菜でも、栽培するのが難しくなってしまう恐れがあります。農薬の健康への影響も心配されますが、過度に有機に固執し過ぎると、今度は自給率や有機肥料の濫用などの新たな問題も。

       毎日の食事に欠かせない野菜を、100年後もずっと食べ続けられるようにするために、今私たちには何ができるでしょうか。



    小さくても仲間を増やすことが、農業全体の在り方を変える近道

    •  農業が抱えるさまざまな問題に対して、「100年先もつづく、農業」をコンセプトに掲げ、環境負荷の少ない農業を広げる取り組みをする企業があります。それが、京都府に本社を置く株式会社坂ノ途中です。

       2009年に創業した坂ノ途中は、化学肥料や農薬を極力使わない農作物を提携農家から仕入れ、定期宅配などで継続的に販売することで、環境負荷の少ない農業をサポートしています。

       代表の小野邦彦さんが農業と環境問題との関わりを意識し始めた原点は、バックパッカーとして世界を旅した経験にあります。特に衝撃を受けたのが、身の回りのものを上手く循環させることで、環境に負荷をかけない生活を実践するチベットの暮らし。また、行き過ぎた農業で土地が痩せ、砂漠化した遺跡を目にした小野さんは、「目の前の収穫を優先するあまり、将来その土地で得られるはずの収穫を奪ってしまった。それが文明を滅ぼしたのでは」という考えに。これらの経験から、「未来からの前借りをしない」という坂ノ途中の理念が生まれました。

       同社で編集を担当する倉田さんによると、提携農家のほとんどが脱サラなどで新しく農業を始めた小規模農家。「坂ノ途中」というユニークな社名には、坂を上り続けるような大変な挑戦をする新規就農者を支え、共に歩むパートナーでありたいという願いが込められているそう。

       「新規就農者の多くは有機農業など、農薬や化学肥料に依存しない農業をやりたいという方。そういう方を応援し、増やしていくことが、農業の在り方を変える近道だと考えています」



    「いい野菜」って何だろう? 常に等しくおいしいことが「是」ではない

    •  有機栽培は自然のサイクルに合わせて作物を育てるため、季節の巡りに沿った野菜ができます。環境にも優しいこの農法で作られた旬の野菜を食べることは、人間本来のからだのリズムとバランスを整えることにも繋がります。

       坂ノ途中が取り扱う農作物には、「栽培期間中に、化学合成農薬、化学肥料を原則不使用」という基準があります。しかし、農薬や化学肥料を完全に否定しているわけではありません。

      「農薬を使用しないと農業を経営し続けるための収穫量が望めない、という状況もあり得ます。例え有機JAS認証肥料でも、使い過ぎれば水質汚染などを招くことも。有機JASだからOK、そうでないからダメという単純なことではなく使い方が大切です」と、倉田さん。

       自然の中で手間暇かけて育てた坂ノ途中の野菜は、しみじみとしたおいしさがあるそう。

      「有機野菜は、収穫時期によって味に”ブレ“があります。例えば、ナスは出始めの7月にはみずみずしく、10月になると実がギュッと締まってきます。そんなゆらぎも魅力として楽しんでいただきたいですね」



    野菜選びは未来選び 環境問題にも関心を持とう

    •  今、若い世代に、環境保護や持続可能な社会づくりを目指す活動が広がっています。環境や社会に配慮した経営方針を打ち出す企業も増え、そうした企業の商品を選んで購入することで、活動を応援するのが当たり前の時代に。

       とはいえ、常に環境問題を意識して生活することは、窮屈に感じるかもしれません。「あまりこだわり過ぎず、毎日の買い物で野菜を選ぶ時、頭の片隅に”環境“という物差しを持っていただけたら」と倉田さんは言います。

      「季節によるおいしさの”ブレ“を楽しむことが、旬の野菜、有機野菜の醍醐味です。形も大きさも、揃っていないのも個性的で楽しい。同じ野菜でも、時季によって味や食感に変化があって面白い。そんな多様性や”ブレ“を受け入れて味わう、ゆとりのある買い物の仕方ができるといいなと思うんです」

       坂ノ途中の主力商品である『旬のお野菜セット』の定期宅配の利用者も、最初から環境を意識している人は多くはないのだそう。続けていくうちに、だんだん環境や未来のことを考えるようになった、旬の味わいのよさがわかるようになった、という声が聞かれるようになるといいます。

       健康や環境の情報が氾濫している現代は、何が正しいのかが、とても分かりにくくなっています。自分だけで必要な情報を集め、正しさを見極め、よいものを選ぶのは至難の業。そんな時、信頼できる”目利き“が選んだものや、作った人の顔が見えるものは安心ではないでしょうか。

       持続可能な農業をしている生産者の野菜を買い、日々おいしくいただくことは、生産者を応援するだけでなく、未来の農業や環境にも貢献することができます。皆さまも、野菜の選び方をちょっと変えて、未来を変える小さな一歩を踏み出してみませんか?

    • まとめ

      日々の野菜選びで意識したいこと

      1. 農業と環境問題は密接に関わっていることを知る
      2. 環境への負荷が少ない農作物を選ぶなど、“環境”という物差しも持つ
      3. 信頼できる農家さん、販売会社との繋がりを持ち、継続的な応援をする
      4. 自分の行動が未来を創る、どんな小さな一歩でも貢献できることはある

      同じほうれん草でも、産地や農家さんによって味が全然違います。どちらがおいしいなどとジャッジするのではなく、それぞれの個性を活かした料理を作って、食事を楽しむのも一興です。環境問題は難しくても、季節の巡りに沿って旬を味わうことを意識するだけで、行動が変わってくるのではないでしょうか?
      よい日々編集 竹村

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(株)坂ノ途中
倉田優香さん
大学卒業後、電機メーカーに勤務。その後「つくり手の想いや背景を伝えられる仕事がしたい」と、2015年に坂ノ途中に入社。ライティングや編集を担当。入社前から坂ノ途中の定期宅配の利用者。

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